さて、ソフトウェアを追加/削除したり、そうでなくとも色々とりなざうを触っていると、動作が不安定になったりすることがあるかもしれません。
そんな時のために、是非とも覚えておきたい・・・と言うか、覚えておくと何かと安心な操作が、この「完全消去(フォーマット)」です。
説明書で使われている、この完全消去と言う用語は、かなり大仰で危険な作業に思えます。実際問題として、そのイメージだけで尻込みされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、りなざうで言うところのこの完全消去は、実際には所謂フルリセットや、ファクトリリセット、スーパーリセットなどと言われるものにあたり、工場出荷設定への復帰を意味します。
わかりやすく言えば、この操作を行うことでりなざうは、
まずは、ACアダプターを接続します。ACアダプターが正常に接続されている際には、充電ランプが点灯しますので、そちらも確認してみて下さい。

ACアダプターの接続を確認したら、電源を切ります。
以後の操作で、同時にリセットも行われるため、説明書に記載されているように、必ずしも電源を切る前にアプリケーション全てを終了させる必要はありません。しかし、編集中のデータは勿論全て失われますので、必要なデータに関しては、 SDカードや CFカードにきちんと保存終了しておきましょう(^^;)。
次に、本体裏側の電池交換スイッチを「解除(交換時)」側に切り替えます。
標準バッテリ裏蓋使用の場合(写真は C700)
大容量バッテリ裏蓋使用の場合(写真は C760)
しばらく(説明書では5秒)待ってから、下図で示している [Fn] 及び [Home] の二つのキーを同時に押しながら、先程の電池交換スイッチを元の位置「ロック(使用時)」に切り替えます。


写真のように机の上に立てかけて操作すると、比較的スイッチに触り易いと思います。
次に背面もしくはキーボードの [OK]ボタンを押しながら、本体背面の電源ボタンを押します。


[OK]ボタンに関しては、背面・キーボードどちらを押しても構いませんが、写真のように背面側で操作する方が、押す場所が近いので解り易いかと思います。
すると、りなざうの電源ON と同時に、画面に以下のようなメンテナンスメニューが表示されます。

このメニューからは、完全消去(フォーマット)以外にも、画面で示された様々な機能を実行することが出来ます。
とりあえず、今回はそのものズバリ、「3.完全消去」を選択します。

この時点で、 ACアダプターが接続されていない場合、以下の警告画面が表示されます。

この画面が表示される時は、以後の操作も続行出来ません。もう一度、ACアダプターの接続を確認しましょう。
ちゃんとプラグが挿さっているにも関わらず、警告画面が表示されたり、充電ランプが点灯しない場合は、そもそも本体或いは ACアダプターの故障です。素直に修理に出しましょう(笑)。
正常に ACアダプターが接続されていれば、以下の画面が表示されます。

「いいえ(N)」を押せば、先程のメンテナンスメニューに戻ることが出来ます。
ここまでの操作で、本体に影響を与えることはありません。もし、保存し忘れたデータなどがあれば、メンテナンスメニューの「1.キャンセル」を選べば、元通りのりなざうが立ち上がります。
操作を続行して良ければ、「はい(Y)」を押して下さい。

「はい(Y)」を押した時点で、完全消去(フォーマット)が開始されます。
後は、そのまましばらく(5分〜10分くらい)待てば、以下の画面が表示されます。

画面にタッチすると、セットアップに入ります。
購入当時の、あのまっさらのりなざうが帰ってきました(^^)。
ここまでに説明した一連の操作で、基本的にりなざうを購入時の初期状態に戻すことが出来ました。
ただし、購入時点でインストール済みだった、一部のソフトウェア(Sharp Space Town入会案内、ブンコビューア、JAVA実行環境など)はインストールされていません。その為、厳密には購入直後の状態とは多少の差異があります。
それらのソフトのパッケージは、添付の CD-ROMに収録されています。
必要とあれば、ソフトウェアの追加/削除で、それらのソフトをインストールすることで、ほぼ完全に購入時の状態に戻すことが出来ます。
はじめに書いたように、完全消去(フォーマット)と言う言葉に、尻込みする方も多いと思います。
でも、実際には、この操作にそれ程リスクは存在しません。むしろ、気軽にいつでも行なえるスーパーリセット作業に過ぎないと言えます。
慣れない機械を使う上で、一番抵抗となるのは、下手な操作をして、壊してしまったらどうしよう?と言う心配だと思います。しかし、この操作を行えば、りなざうは少々無茶なことを行っても、いつでも買ってきたばかりの状態に戻すことが出来ます。
そういう意味では、りなざうは初心者に優しい機械だと言えます。
りなざうは、確かに初心者にとって、色々な面でまだまだ敷居の高い道具です。でも、だからこそ失敗を恐れず、どんどん色んなことにチャレンジしてみて下さい。
この操作で、いつでも元通りになることを覚えた以上、もう何も心配することは無いのですから(^^)。