ザウルスドライブをもっと危険便利に

WindowsマシンからSL-C700のファイルをあれこれいじるのが面倒なので、 ザウルスドライブ(samba)の設定をいじくってみた。

ザウルスドライブで全てのファイルを見えるようにする

デフォルトのまんまでは本体メモリー(/home/zaurus/Documents)の下 しか見えないので、ルートディレクトリを見えるようにする。

ターミナルから、以下を1行づつ順番に入力する。

su
cd /home/samba
ln -s / Root_Directory

アクセス権限で見れないディレクトリを見れるようにする

これでもアクセス権限の問題で見えないディレクトリ(/etc/ppp/peersなど) があるので、見えるようにする。

vi /home/root/usr/lib/samba/smb.conf

で、viエディタを起動してsambaの設定ファイルを開く。

viエディタはカーソルキーで上下左右に移動、文字を入力するには iを押してから行い、入力し終わったらCancelを押すことで 再びカーソルキーで上下左右に移動ができる。 文字を削除するにはxを押す。保存して終了する場合はZZを押す。 保存せずに終了する場合はQを押して、q!と入力する。

まずは「force user = zaurus」の行の「zaurus」を「root」に 変更する。

LANカードや無線LANカード経由でもザウルスドライブが使えるようにする

ついでにUSBケーブルじゃなくて、LANカードや無線LANカード経由で ザウルスドライブ(samba)できると便利なので、 「interfaces = usbd0」の行の先頭に「#」を追加する。

保存して終了したら、

/etc/rc.d/init.d/samba stop
/etc/rc.d/init.d/samba start
exit
exit

で、LANカードや無線LANカード経由でもザウルスドライブ(samba)が 使えて、ザウルス内の全てのファイルが見えるようになったけど、 逆に言えばどこからでもザウルスの全てのファイルが丸見えな訳なので、 セキュリティ上はおすすめできないです。 あくまでそーゆーことがしたい人向けってことで(笑)

元に戻すには・・・

元に戻すにはsmb.confをviエディタで元通り書き換えて、samba stopと samba startでsambaを再起動すればOKです。


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