FDclone を dev_img-1.3 でビルドする

現在、ここで配布している FDclone のパッケージは zgcc でビルドしていますが、以前のように dev_img-1.3 でもビルドできるかと思います。以前、ここに載せていたビルド手順を以下に置いておきます。

パッケージ作成手順(参考)

今回行なったパッケージ作成手順を以下に示します。スワップファイルも何も設定していない素のままの SL-C700 にて行なっています。

  1. 開発環境一式である dev_img-1.3 をダウンロードする。
  2. FDclone のソースファイル FD-2.04a.tar.gz をダウンロードする。
  3. 上記 2 つのファイルを SL-C700 の本体メモリーに置く。(SD カードや CF カードに置いた場合は、上記ファイル名を以下の手順で入力する際、前に /mnt/card、/mnt/cf を付加する。)
  4. ターミナルから以下の操作を行う。
    cd Documents
    su
    mkdir /mnt/dev
    mount -o loop,rw -t cramfs dev_img-1.3 /mnt/dev
    export PATH=$PATH:/mnt/dev/bin
    mkdir tmp
    export TMP=/home/zaurus/tmp
    compiler_setup.sh
    tar zxvf FD-2.04a.tar.gz
    cd FD-2.04a
    make
    make STRIP=strip ipk
    exit
    

以上で SL-C700 の本体メモリーに fd_2.04a-1_arm.ipk が出来ますので、これをインストールすれば使えます。必要に応じて、SD カードや CF カードなどにバックアップしておくと良いでしょう。

尚、白井さんにバイナリ頒布登録をして頂くにあたって、ソース差分が必要となりますが、これは diffutils_2.7_arm.ipk をダウンロード&インストールした上で、元のソースのディレクトリと、改変したソースのディレクトリ(名前を変えておく)を同じディレクトリ上に用意して、改変したソースのディレクトリの中で、「diff -urNP ../FD-2.04a .>../FD-2.04a_change.patch」として作成しました。


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